あなたは、
・ベリーダンスのメイクのやり方を知りたい
・ベリーダンスのメイク用品のおすすめを知りたい
・ベリーダンスのメイクで失敗したくない
このようにお考えではないでしょうか。
ベリーダンスのメイクは普段のメイクと違うので、どのようにすればよいのか不安ですよね。
難しく思われがちですが、ベリーダンスのメイクにはコツがあります。
この記事を読むことで、
・ベリーダンスのメイクのコツ
・おすすめのメイク用品
・ベリーダンスのメイクで失敗しないコツ
がわかります。
1章:ベリーダンスのメイク「アラビアンメイク」とは
2章:ベリーダンスの舞台メイクのコツ
3章:ベリーダンスのおすすめメイク用品
4章:日本人がベリーダンスのメイクで失敗しないコツ
5章:プロダンサー yukimi先生からのアドバイス
を紹介します。
この記事を読んで、ベリーダンスのメイクをより楽しめるようになりましょう。
※この記事で紹介するメイクは、ベリーダンス全般に使えますが、どちらかというとオリエンタルスタイル向きです。
トライバルスタイルの場合には黒を基調に、あまりカラーを使わないメイクが好まれます。
1章:ベリーダンスのメイク「アラビアンメイク」とは
ベリーダンスのメイクは「アラビアンメイク」と呼ばれ、アラブの女性が施していたメイクをイメージしています。
アラブの女性は、宗教上の理由で目元以外は隠している場合がほとんどです。
そのため、目元を華やかにしておしゃれを楽しむ、という特徴があります。
なお、発表会の前にベリーダンスの先生がメイクレッスンをしてくれる場合がありますが、あまり多くありません。
不安があれば、事前に先生に聞いておきましょう。
2章:【動画あり】ベリーダンスの舞台メイクのコツ
ベリーダンスのメイクのコツは、以下の3つです。
・艶やかなアイメイク
・とにかく崩れないように仕上げる
・彫りの深さをメイクで出す
アイメイクで目を大きく見せ、彫りの深さを出して、エキゾチックな雰囲気を醸し出しましょう。
いつもよりしっかりしたメイクを施すので、せっかくのメイクが崩れないようにするのもポイントです。
この章では、
・【パーツ別】ベリーダンスのメイクのコツ
・ベリーダンスのメイクのおすすめ動画
をそれぞれ紹介します。
2-1:【パーツ別】ベリーダンスのメイクのコツ
ベリーダンスのメイクのコツを
・ベースメイク
・アイシャドウ
・アイライン
・アイブロウ
・つけまつげ
・チーク
・リップ
・ハイライト・シェーディング
のパーツごとに、それぞれ紹介します。
2-1-1:ベースメイク
メイク崩れの原因となるため、油分の多い乳液・美容液などはつけないほうがベターです。
ファンデーションは、頬の部分のみ少し厚めに塗ると立体感が増します。
リキッドファンデーションの場合は、スポンジでたたき込むと崩れにくくなるのでおすすめです。
コンシーラーで気になる部分を隠し、パウダーをはたいておきます。
目の周りにパウダーをしっかりはたくと、アイメイクのにじみを防げます。
2-1-2:アイシャドウ
アイカラーベースを仕込み、アイシャドウの崩れを防いでおきます。
まぶた全体にベースのシャドウを塗り、まぶたのふち~目尻~眉尻にかけて濃い色をしっかり入れます。
横方向にグラデーションを作り、目を大きく見せましょう。
とくに目尻の濃いシャドウは「こんなに入れるの?」というくらいしっかり入れて大丈夫です。
アイシャドウは、衣装に合わせて3色くらい使うのがおすすめです。
2-1-3:アイライン
アイラインもしっかり引くのがベリーダンスのメイクです。
リキッドアイライナーで目尻側を太く、跳ね上げるように描きます。キャットラインと呼ばれるアイラインの描き方です。
切開ライン(目頭側)もリキッドアイライナーで入れておきましょう。ただし、両目の間隔が狭い人は入れないほうがよいです。
下まつげもリキッドアイライナーで足しておきましょう。
目を大きく見せるために、上下とも粘膜までしっかりと描きます。こちらはジェルアイライナーがおすすめです。
2-1-4:アイブロウ
今のアイブロウは平行が主流ですが、ベリーダンスでのアイブロウは角度をつけてキリッと仕上げます。
眉山は、小鼻の脇と黒目の外側を結んだ線の延長線上に定めます。リキッドを使い、はっきり描きましょう。
あらかじめ眉山をマークしておくと、左右差が出にくいです。
眉頭は、目頭の延長線上あたりにしましょう。
全体的に普段より長めに仕上がるよう、描き足していきます。
顔の彫りを深く見せるため、眉頭と目頭の距離は近くしましょう。
2-1-5:つけまつげ
ベリーダンスのメイクにつけまつげは必須です。
舞台用のつけまつげを使用しましょう。羽根やストーンがついているものも華やかでかわいいです。
2-1-6:チーク
チークは崩れ防止のため、クリームチークがおすすめです。
その上からパウダーチークを重ねてもよいでしょう。
2-1-7:リップ
唇はコンシーラーで色味を消してから色を塗ると、発色がよくなります。
リップライナーで縁取りして、そのあと中を塗っていきましょう。
グロスを重ねると、より魅力的な唇になります。
2-1-8:ハイライト・シェーディング
日本人離れした彫りの深い顔を、ハイライト・シェーディングで作りましょう。
遠目から観客に見られることが多いので、ハイライト・シェーディングはベースメイクの段階で仕込むよりも、最後に入れると陰影がはっきりします。
シェーディングは、
・眉頭から鼻筋の脇にかけて
・頬下からエラにかけて
・耳下
・おでこ、もみあげなど髪の生え際
ハイライトは、
・おでこ
・鼻筋中央から鼻の頭
・目頭
・頬骨の上
・唇の山の上
・あご先
に入れると、顔に立体感が出ます。
2-2:ベリーダンスのメイクのおすすめ動画
ベリーダンスのメイクのおすすめ動画を紹介します。
すべて日本人の方で、ベースメイク~仕上げまで見られる動画を厳選しました。
これらを参考にして、メイクの練習をしましょう。
yukimi ゆきみベリーダンス メイクアップ Belly dance makeup Movie
ステージメイク/Stage Makeup
ベリーダンス 海外メイク レッド♥️ オバハンから女王様になるぜ make up stage red
※ベリーダンサーではないですが、この方のメイクもキレイなのでおすすめです。使用している化粧品も紹介しています。
【ベリーダンスメイク】Bellydance makeup tutorial 【舞台メイク】
3章:ベリーダンスのおすすめメイク用品
ベリーダンスのメイク用品は、人により好みがさまざまです。
ここでは、代表的なものやよく使われているものを紹介します。
3-1:ベースメイク
■ファンデーション
Chacotto:フィットファンデーション
COVER MARK:モイスチュアヴェール クリーミィリキッド
どちらも崩れにくく、肌をキレイに見せてくれます。
とくにChacottoは、ダンス用品を扱っている老舗メーカーで、ダンサーお墨付きです。
■パウダー
Chacott:フィニッシングパウダー
密着度が高く、崩れにくくなります。
https://cosmetics.chacott-jp.com/item/archives/4116/?_gl=11pquban_gaODkwMjM0NTkuMTY5OTE1NzgxMw.._ga_RG0M08QFR4*MTY5OTE1NzgyNi4xLjEuMTY5OTE1Nzk0MS4yNy4wLjA.
3-2:アイシャドウ
M・A・C:ダズルシャドウ
M・A・Cのアイシャドウは発色がよく、ベリーダンサーの間でも人気の商品です。ダズルシャドウ以外にも種類があります。
https://www.maccosmetics.jp/product/13840/35752/makeup/dazzleshadow?shade=%E3%82%AA%E3%83%BC_%E3%82%BD%E3%83%BC_%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3
なお、メーカー品ではありませんが、ドンキで売っている海外のプチプラアイシャドウもおすすめです。発色がよい上にラメも多く、ベリーダンスのメイクには適しているものがたくさん見つかります。
3-3:アイライン
■リキッド
三善:ステージライナー
舞台用の化粧品を扱っているメーカーです。ベリーダンサーにも愛用者が多いです。
ヒロインメイク:インパクトリキッドアイライナー スーパーWP
プチプラだとこちらが落ちにくいです。
■ジェル
BOBBI BROWN:ロングウェア ジェルアイライナー
汗や水に強く、塗りやすいのが特徴です。
■アイベース
CANMAKE:ラスティングマルチアイベース WP
プチプラですが、優秀です。アイベースのあるなしでヨレが違います。
3-4:アイブロウ
■リキッド
ADDICTION:アイブロウリキッド マイクロ
描きやすく落ちにくいです。
■ペンシル
K-パレット:ラスティングスリーウェイアイブロウ ペンシルWPa
ペンシルが描きやすいのはもちろん、パウダーもブラシも一体型になっています。
■パウダー
KATE:デザイニングアイブロウ3D
言わずと知れたこちらは、ベリーダンスのメイクでも活躍します。
3-5:つけまつげ
bachata:MINK 3D HAIR
マツエクのようで、軽い付け心地です。
Garam garam:スワロフスキー プレミアム アイラッシュ
スワロフスキー付きでかわいいです。
■つけまつげのり
D-UP:EYELASHES FIXER EX
つけまつげのりの定番です。
3-6:チーク
■クリーム
NARS:アフターグロー リキッドブラッシュ
艶感がキレイに出ると人気です。
■パウダー
CEZANNE:ナチュラルチークN
プチプラで高発色のチークです。
https://www.cezanne.co.jp/lineup/4939553002918/
3-7:リップ
■ペンシル
NARS:プレシジョンリップライナー
簡単に描きやすいので、リップライナーを初めて使う方にもおすすめです。
■スティック
M・A・C:ラスターガラス リップスティック
落ちにくく色の種類も多いので、愛用者が多いです。
3-8:ハイライト・シェーディング
■ハイライト
M・A・C:ミネラライズ スキンフィニッシュ
艶が出て、ナチュラルかつキレイに仕上がります。
https://www.maccosmetics.jp/product/20158/30735/makeup/mineralize-skinfinish
■シェーディング
KANEBO:シャドウオンフェース
自然な影が簡単に作れます。芸能人もおすすめしているシェーディングです。
4章:日本人がベリーダンスのメイクで失敗しないコツ
日本人は、アラブ女性の顔と比べると凹凸が少なく、目も一重や奥二重の人が多いです。
凹凸を出すために、ハイライト・シェーディングはぜひチャレンジしてみてください。
これだけでもぐっと彫りの深い顔立ちに変わります。
一重や奥二重の方は、目尻を強調してアイラインをしっかり引きましょう。
アイシャドウは眉の下までアイホールいっぱいに塗り、さらに横方向にグラデーションを作ります。
3色くらい使って、ラメやグリッターもしっかり入れましょう。
これでつけまつげをつけると、一重や奥二重の方でも失敗せずにベリーダンスのメイクができます。
5章:プロダンサー yukimi先生からのアドバイス
前章でも紹介しているYouTube動画のyukimi先生。
数々のコンペでの受賞歴もあり、ご存知の方も多い現役ダンサー、先生でもあります。
ここではyukimi先生からいただいたアドバイスをご紹介します。
5-1:ワンポイントアドバイス
SHEGLAM マルチタスカーライン & ディテールアイライナーペン-ブラック
セザンヌ パールグロウハイライト
■参考:ベリーダンスに使えるカットクリースメイク
アイメイクを塗り潰しにした時と、カットクリースにした時の比較。
印象ががらりと変わります。
5-2:yukimiおすすめ動画
アイメイクのショート動画もとても参考になります。
もう少し長尺で見たい方にはYouTubeの動画がおすすめ。
5-3:もっとyukimi先生を知りたい!
数々の受賞歴も持つ実力派ベリーダンサー。
yukimi先生のこともっと知りたい!レッスンを受けたい!という方はYouTubeやInstagramもぜひチェックしてみてください。
yukimi プロフィール
Sa’dah bellydance studio AmaterasにてSa’dahに師事。インストラクター、振付師
ショーダンサーとしても活動中。
三姉妹の母。
2004年20歳にして長女を出産、その後次女を出産し子育てにあけくれ何もなかったところに2010年から師匠Sa’dahのもとで本格的にベリーダンスを始めベリーダンスの魅力にどっぷりとはまり2013年より講師を始める。
2012年以降、数々の国内コンペ国際コンペで入賞、優勝を複数獲得しているため県外からもその信頼は大きくレッスン希望者が多くWSやオープンクラスは満員。コンペティションTHE ONEのYouTubeは再生回数 No.1!25万回再生を記録。
小柄ながらも、その小ささを感じさせないダイナミックさと的確なアイソレーション、学生時代に柔道で鍛え抜かれた体幹を活かした安定感。
小道具を使ったカッコイイ振付が定評のあるダンサー。
選曲やショーに映える振付ゆえにyukimiの振付を踊るダンサーは多い。
■受賞歴
・2014年TIBC(東京国際ベリーダンスコンペティション)プロフェッショナルオリエンタルアンサンブル部門 優勝
・2015年TIBC(東京国際ベリーダンスコンペティション)プロフェッショナルオリエンタルソロ部門3位 入賞
・2016年関西ベリーダンスコンペティションプロフェッショナルオリエンタルソロ 奨励賞
・2017年Bellydancecompetition『The One』オリエンタルプロフェッショナルソロ部門 優勝
・2018年TIBC(東京国際ベリーダンスコンペティション)プロフェッショナルオリエンタルソロ部門 準優勝 & 審査員特別賞を受賞
・2019年TIBC(東京国際ベリーダンスコンペティション)プロフェッショナルオリエンタルソロ部門 優勝
・2023年 関西ベリーダンスコンペティションファンベールグループ部門 優勝
YouTube yukimiベリーダンスちゃんねる
まとめ:ベリーダンスのメイクのコツとおすすめのメイク用品
この記事では、ベリーダンスのメイクのコツとおすすめのメイク用品を紹介しました。
ベリーダンスのメイクのコツは、
・艶やかなアイメイク
・崩れないように仕上げる
・彫りの深さをメイクで出す
です。
おすすめのメイク用品は、プチプラから舞台用まで幅広く紹介しました。
そして日本人がベリーダンスのメイクで失敗しないコツは、
・ハイライト・シェーディングを使って彫りの深さを出す
・目尻のアイラインを強調する
・アイシャドウは3色くらい使い、横方向にグラデーションを作る
・ラメやグリッターをふんだんに使う
です。
この記事を読んで、発表会に向けてベリーダンスのメイクを練習しましょう。
自信を持ったメイクで、素晴らしい発表会になることを願っています。