ベリーダンスのファンベール|選び方・種類・使い方・おすすめ14選

あなたは、

・ベリーダンスで使うファンベールの選び方を知りたい
・ベリーダンスのファンベールの使い方を知りたい
・ベリーダンスのファンベールのおすすめを知りたい

このようにお考えではないでしょうか。

ファンベールとは、扇子にベールを付けた小道具です。

一般的なベリーダンスのファンベールは、長さ150~180cm・扇骨30cm前後で、シルクで作られています。

この記事を読むことで、ファンベールの種類や使い方などが分かります。

そこでこの記事では、

1章:ベリーダンスで使うファンベールの選び方
2章:ベリーダンスでのファンベールの使い方
3章:ベリーダンスで使うファンベールのおすすめ

を紹介します。

この記事を読んで、あなたに適切なファンベールを選び、実際に使ってみましょう。

1章:ベリーダンスで使うファンベールの選び方

この章では、

・ファンベールの種類
・ファンベールと衣装の合わせ方
・ファンベールの値段の違い

について説明します。

1-1:ファンベールの種類

ファンベールの種類には主に

  • ファンベール
  • ビッグファンベール
  • フラッターファンベール
  • LEDファンベール

があります。それぞれ説明します。

■ファンベール

もっともよく使われているファンベールは、長さ150~180cm・扇骨30cm前後で、両手で使用します。

素材はシルクが一般的ですが、まれにポリエステルなどもあります。

ポリエステルは、シルクと比べると硬いのできれいになびきません

レストランショーのように狭い場所では、シャンデリアや観客にぶつからないように、ベール部分が短いものを使用することもあります。

あまり多くはないですが、ダンサーの中にはあえて長いベールを使用する人もいます。

■ビッグファンベール

ビッグファンベールは、長さ150~180cm・扇骨40cm前後の大きさです。

片手で使う場合が多いですが、最近は両手用を使用するダンサーも増えてきました。

扇面が大きく重いので扱いには練習が必要です。

■フラッターファンベール

フラッターファンベールは、長さ20~120cm・扇骨40cm前後の大きさです。

ベール部分の長さが短めな点が特徴です。

小さいものもありますが、大きいフラッターファンベールを使用することが増えました。

元々は片手使用のものでしたが、最近は両手で使用することが多いです。

■LEDファンベール

画像引用元:Amazon

LEDファンベールは、ファンベールにLEDが付いたものです。

最近はあまり見かけなくなりましたが、一時期は流行っていました。

暗いステージではよく映えるので、今でも一部のダンサーの間では人気があります。

1-2:ファンベールと衣装の合わせ方

ファンベールと衣装の合わせ方は、

衣装と同系色にする
衣装と反対色にする

などがあります。

衣装と同系色であれば統一感が出てキレイです。

例えば、「衣装:ピンク」×「ファンベール:ピンク~パープルのグラデーション」

「衣装:ライトブルー」×「ファンベール:ブルー」

上記のように組み合わせられます。

また、衣装と反対色であれば両方が引き立ちます。

例えば、「衣装:ブルー」×「ファンベール:イエロー~オレンジのグラデーション」

「衣装:グリーン」×「ファンベール:ピンクのタイダイ」

上記のように組み合わせられます。

難しい場合には先生に相談するのも手です。

あらかじめ先生から色や大きさの指示がある場合は、その指示に従いましょう。

 

1-3:ファンベールの値段の違い

ファンベールの価格はさまざまです。

Amazonなどで2,000~3,000円台で販売されているものと、専門店で6,000~7,000円台で販売されているもの、何が違うのでしょうか。

1つは扇子部分の作りです。

専門店で販売されているファンベールは、手になじみやすいように持ち手の扇骨部分の木が滑らかに加工されています。

反対に、安価なファンベールは、扇骨が角張ったままなので、手が痛くなりやすいのがデメリット

※左がAmazon購入、右が専門店購入のもの。

もう1つは、シルクの素材の違いです。

シルクと一言で言っても、厚さや重さ、手触りがまちまちです。

低価格帯のファンベールは、シルクが薄いものが多く、見た目がややチープに見えることがあります。

また、端の仕上げも異なります。

※下がAmazon購入、上が専門店購入のもの。

とはいえ、使い方によってはファンベールも破れたりして、何度も買い替えが必要な場合もあります。

消耗品として考えれば、安価なファンベールでたくさん練習をして、ステージ用には別に購入するなど、うまく使い分けるのも手です。

なお、さらに安価なファンベールになると、シルクではない場合がありますのであまりお勧めはできません。購入の前にはよく確認することをお勧めします。

2章:ベリーダンスでのファンベールの使い方

この章では、

・ファンベールの使い方
・ファンベールを使った動画

をそれぞれ紹介します。

2-1:ファンベールの使い方

ファンベールは、扇骨の重なっている1番上に右手の親指を添えます。

裏側は小指で安定させましょう。

左手も同様に持ちます。

力を入れずに、手首の柔らかさを使ってファンベールを仰いでみましょう。

上げるときは、親指が外向きになるように両手を合わせます。

そこから大きく8の字を描くように、体全体を使って動かします。

慣れてきたら、両手の間を離してみたり、左右別々の動きを練習したり、ファンベールでさまざまな表現をしましょう。

以下の動画も参考にしてみてください。

2-2:ファンベールを使った動画

ファンベールを使って、パフォーマンスしているベリーダンスの動画を紹介します。

見ることも勉強になるので、以下の動画を参考にして練習しましょう。

■Shahdana

ベリーダンスのファンベールと言えば、「アルゼンチンのShahdana」というくらい日本では人気です。

Instagram:https://www.instagram.com/shahdana.bellydance/

YouTube:https://www.youtube.com/@shahdanadance

■Victoria Teel

アメリカのVictoria Teelも日本で人気があります。

ファンベールのワークショップも日本で開催しています。先のコラムで紹介します。

Instagram:https://www.instagram.com/victoriateel/

YouTube:https://www.youtube.com/@VictoriaTeel

2人以外にもファンベールの動画は多くあります。おすすめは以下の動画です。

【コラム】ワークショップもおすすめ

ベリーダンスのファンベールのワークショップも随時行われており、おすすめです。

ワークショップでは、講師がファンベールのさまざまなテクニックを教えてくれます。

とくに、動画の冒頭で紹介したShahdanaのワークショップが有名です。

Shadanaファンベールの日本でのワークショップ開催情報は以下をご確認ください。

https://www.instagram.com/kyeongmi_song/

興味があれば、ぜひファンベールのワークショップにも足を運んでみましょう。

3章:ベリーダンスで使うファンベールのおすすめ14選

この章では、ベリーダンスで使うファンベールのおすすめを紹介します。

・ファンベール
・ビッグファンベール
・フラッターファンベール
・LEDファンベール

それぞれ紹介します。

■ファンベール

シルク素材で、染がとても繊細です。

グラデーションが美しく、色違いもいくつかあります。

こちらは、タイダイ柄です。

■ビッグファンベール

シルク素材で、扇面が大きく1本でも存在感があります。

■フラッターファンベール

シルク素材で、舞台映えのする色合いです。

色違いがいくつかあります。

■LEDファンベール

暗いステージによく映えます。

まとめ:ベリーダンスのファンベールの選び方は、場所や演出に合わせること

一般的なベリーダンスのファンベールは、長さ150~180cm・扇骨30cm前後で、シルク素材です。

迷ったらこちらを選びましょう。

ファンベールの種類は主に

・ファンベール
・ビッグファンベール
・フラッターファンベール
・LEDファンベール

があります。

大きさや重さが違うので、まずは先生に相談しましょう。特に指定がなければ通常の大きさのファンベールを購入すると安心です。

好みの色や柄を選んで、ぜひファンベールの踊りを楽しんでください。