【徹底解説】ベリーダンスのベールの選び方とおすすめ5選

あなたは

  • ベリーダンスのベールの選び方を知りたい
  • ベリーダンスのベールの使い方が知りたい
  • ベリーダンスのレッスンで使うベールが欲しい

このようにお考えではないでしょうか。

ベリーダンスで「ベールが必要」と先生に言われても、どれを用意すればいいか悩みますよね。

ベールには、シルクやシフォンなど、さまざまな素材の種類があります。

腕や肩にかけたり、体や顔を覆ったり、使い方もさまざまです。

この記事では、

  • ベールの使用シーンと種類
  • ベールを選ぶ際に気を付けるポイント
  • おすすめのベール
  • ベールの使い方

を紹介します。

この記事を読んで、あなたにはどのベールが合っているか、どのベールを用意すればよいか確認しましょう。

 

第1章:ベリーダンスで使うベールとは?ベールの使用シーンと種類を解説

ベリーダンスで使うベールは、どのようなものがよいのでしょうか。

結論から言うと、シルクやシフォンの長方形のベールが一般的です。

ここでは、使用シーンと種類を解説します。

1-1:オリエンタルスタイルでは必需品

ベリーダンスのオリエンタルスタイルでは、ベールが必需品です。

エジプシャンやターキッシュのオリエンタルスタイルの曲で、ベールを使用します。

エジプシャンでは特にメジャンセ(登場曲)で使用される場合が多いです。

ベールは全曲にわたって使用するのではなく、多くの場合は曲の前半や後半など、一部分で使用します。

シルクベールはふわりとした優雅でエレガントな雰囲気を演出するのに最適です。見た目も華やかで、ショーのオープニング曲で使用することも多いです。

ただし元々のエジプシャンスタイルでは、ベールはあまり使わず、使ったとしても登場時くらいでした。

そのため昔ながらのエジプシャンスタイルを重視する先生によっては、登場時のみに使うためシフォンベールを好む先生もいます。

1-2:素材はシルクが一般的、シフォンを使う場合もある

ベールはシルク100%が一般的です。

シルクベールは柔らかく軽やかで、さまざまなベールワークを魅せられます。

シルクにラメ糸を織り込んだベールもあります。多少重くなりますが、舞台映えするので人気です。

化繊のシフォンベールを使用する場合もあります。シルクベールに比べると重量感がありますが、素早い動きのときなどはあえてこちらを使用することもあります。

また、もともとエジプシャンスタイルではベールを衣装の一部として扱っていました。

そのほか、オーガンジーやポリエステルなどもあります。

オーガンジーは静電気が発生するのでやや扱いにくいです。

ポリエステルはシルクと比べると硬いのできれいになびきません

1-3:基本サイズは270cm×110cm前後が主流

ベールの大きさに特に決まりはありませんが、260~270cm×110㎝前後のものが一般的です。

体形やダンスによって変えることもあります。

羽衣のような雰囲気を醸し出すため、あえて長めのベールを使用するダンサーもいます。

使いやすさやスピード感を重視して、小さめで重めの素材を好むダンサーもいます。

小柄な方やキッズダンサーは、小さめのベールを使っても問題ありません。

1-4:その他のベール

ベールのほかの種類も紹介します。

1-4-1:ファンベール

ファンベールは、扇子にシルクベールがついたものです。

両手に持って使用する場合が多く、華やかなのでショーの雰囲気を盛り上げるのに向いています。

扇子を開いたり閉じたりすることで、表現のバリエーションが増えます。

1-4-2: ダブルベール

ダブルベールは、半円状の2枚のベールを両手に持って使用します。

シルクのほか、ゴールドやシルバーなどのラメ糸生地を使用する場合もあります。

1-4-3 :ポイベール

ポイベールは、ひもの先に球がついていて、その重みでベールをなびかせたり回したりします。

ポイベールを使うと、ファイヤーダンスに近いような動きになります。

扱いが難しいので、上級者向けです。

1-4-4 :イシスウィング

大きくて薄い翼のような道具です。先端についた棒を両手で持って操ります。

ゴールドなどのラメ生地が一般的です。ショーのオープニングで使用することが多く、華やかなで迫力満点です。

1-4-5 :フェイスベール

フェイスベールは、顔を覆うベールです。顔を覆うことで、エキゾチックな雰囲気が醸し出されます。

コロナ禍では、マスク代わりに使用するダンサーもいました。

第2章:ベールを選ぶ際に気を付けるポイント

ベールの種類が分かったので、選ぶ際に気を付けるポイントも紹介します。

  • レッスンで使うのか、発表会のためなのか
  • 素材とサイズの見方
  • 高いベールと安いベールの違い

それぞれ説明します。

2-1:レッスンで使う?発表会のために購入する?

ベールをレッスンで使う場合は、好みのものを選びましょう。

色や柄はそれほど気にしなくて構いません。

発表会で使う場合は、衣装とのバランスを考えることが必要です。

衣装と同系色のベールを選びがちですが、反対色のほうがステージでは映えます

またグループで発表会に参加する場合は、ベールの色を合わせたり、衣装の色を合わせたりする場合もあるので、先生に確認してから選ぶと安心です。

2-2 :素材とサイズの見方

特にこだわりがなければ、260~270cm×110cm前後のサイズを選びましょう。

大体のショップではこのサイズのベールの取り扱いがあります。

素材はシルク100%が基本ですが、シルクにもさまざまな種類があります。

おすすめはチャイナシルクで重さが50~60gのものです。

チャイナシルクは、光沢があり柔らかく、ベリーダンスのしなやかな動きにはぴったりです。

軽すぎたり薄すぎたりしても扱いにくいので、この重さくらいが適切でしょう。

重いとふんわり感は出ませんが、スピード感のあるベール捌きには向いています。

2-3 :安いベールと高いベールの違いとは

ベールの価格はピンキリです。価格帯別での違いを説明します。

■1,000~3,000円のベール

この価格帯のベールは、ほぼ中国製です。

シルクではなく、ポリエステルシフォンである場合があるのでよく確認しましょう。

シフォンも安っぽい場合が多いです。

■2,000~5,000円のベール

この価格帯のベールも、ほぼ中国製です。

薄くて軽いものが多いですが、軽すぎる場合があります。

生地をマシンでカットしているので、長方形のはずが平行四辺形になっているなど、形が歪んでいる場合もあります。

生地の端は、ベールの色に関わらず金糸でロック処理がされていて見た目がやや安っぽいです。

ロック処理が好みの方もいるので、好みに応じて選びましょう。

クオリティーにそれほどこだわらなければ、十分に使える場合が多いです。

■5,000~8,000円のベール

この価格帯だと中国製やインド製などがあります。

それぞれ質感が違うので、好みによりますが、質感・重さは良好なものが多いです。

この価格帯のシルクベールは、生地の端処理が手縫いのハンドロールである場合が多く、作りが丁寧です。

■8,000円以上のベール

この価格帯のベールは、アメリカ製や日本製などがあります。

手染めのアーティストが制作しているような1点物のベールも多く、柄が大変美しいです。

シルクはチャイナシルクを使用しています。

第3章 おすすめベール5選

ここからは、おすすめのベールを紹介します。上質で美しいベールがたくさんあります。

どのベールを選んでも、納期を確認しましょう

特に楽天やAmazonで販売されている中国製のベールの場合、日本に在庫がなく、受注してから中国から直送してくる場合が多いです。

急ぎの場合には、事前に納期をよく確認してから注文しましょう。

■bachata

チャイナシルクの長方形ベールです。グラデーションやムラ染めなど美しく、種類もさまざまあります。好みによって選ぶとよいでしょう。

また、ゴールドの入ったベールも人気があります。

■Anasia

こちらも色柄の美しいチャイナシルクのベールです。3色グラデーションのベールを多く扱っています。

■楽天 Uzume Raks

単色のベールです。ロング丈にすることもできます。

■Atelier CHAKA

オーダーメイドのできるベールです。

カラーの調合から仕上げまで、アトリエで制作しています。

赤ちゃんの肌着にも使えるレベルの高品質なベールです。

■Omshanti

こちらのお店では、ベールのカスタムオーダーが可能です。オリジナルを作成したい方におすすめです。

 

第4章:ベールの使い方

ベールの用意ができたら、早速使ってみましょう。

最初は扱いが難しいかもしれません。少しずつコツコツ練習しましょう。

4-1:美しいベールワークを身につけましょう!

ベールの持ち方もいろいろありますが、人差し指にかけるのが扱いやすいです。

空気をうまく使うのがきれいに魅せるコツです。歩いたり、ターンをしたり実際に動いてみましょう。

上記の動画を参考にしてみてください。

4-2:おすすめ動画

■グループ

■ソロ

ベールが使えると衣装とのコーディネートも楽しめます。扱いに慣れてくると、表現の幅が広がりますね。

オープニングが一気に華やかになり、観客を魅了させます。

 

まとめ:おすすめはチャイナシルクのベール。衣装とのコーディネートも楽しみましょう!

この記事では、

  • ベールの使用シーンと種類
  • ベールを選ぶ際に気を付けるポイント
  • おすすめのベール
  • ベールの使い方

を紹介しました。

ベールの使用シーンと種類は、

  • 主に登場時に使う
  • シルク100%が一般的、シフォンやオーガンジーなどもある

です。

ベールを選ぶ際に気を付けるポイントは、

  • レッスンで使うなら好みのベール、発表会で使うなら衣装やグループの人と合わせる
  • おすすめはチャイナシルクの260~270㎝×110㎝、50~60gくらい
  • 価格によって素材や質が異なる

です。

おすすめのベールや実際にベールを使用している動画も紹介しました。

この記事を参考にして、素敵なベールと合い、ベリーダンスの表現の幅をより広げていきましょう。